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内科・生活習慣病

Internal medicine

内科・生活習慣病|菊名内科内視鏡クリニック|JR横浜線・東急東横線 菊名駅徒歩1分

当院では急な症状を有する患者様から、慢性疾患をお持ちの患者様まで幅広く対応し、地域のかかりつけ医として、皆様の健康維持・予防に貢献していきます。

内科の症状

高血圧症

高血圧症

内科診療において最も多い疾患の一つが高血圧症です。しかし、高血圧症はあまり患者様自身に自覚症状のない疾患でもあります。そのため健診等で言われても放置されておられる方もいらっしゃいますが、将来、脳出血や心不全などいった深刻な状態を引き起こすことも分かっています。

高血圧の分類

高血圧症にもその原因から大きく2つに分類されています。塩分の取り過ぎ、喫煙、飲酒、運動不足、ストレス、加齢、体質などの要因によって引き起こされる「本態性高血圧」と、ホルモンの異常などによって引き起こされる「二次性高血圧」です。多くは本態性高血圧に該当する場合が多いですが、診療の際には治療方針が異なる二次性高血圧を除外しておく必要があります。

検査

当院では問診や血液検査、尿検査、心電図検査、胸部エックス線検査に加えて心臓、頸動脈、および腹部超音波検査を行ってその判定を行い、同時に合併症の有無を調べます。

治療

生活習慣が要因となる本態性高血圧症の場合は、生活習慣の改善と薬物療法を組み合わせて行います。塩分摂取量を1日6g以下にする、脂質量を抑える、適度な運動を導入する、禁煙などの指導を行います。
薬物療法については、効果的な薬の種類も現在は多くあります。血管を広げることで血圧を下げるカルシウム拮抗薬、血圧を上げるホルモンの働きを抑制するACE阻害薬やARB、尿を増やすことで循環血液量を減らし血圧を下げる利尿薬があります。
また、交感神経が過剰に働くことを抑えるβ遮断薬などがあり、また今日では1錠の薬に複数の薬剤の成分が配合されている合剤という薬剤もあります。症状や個々の患者様の疾患等を考慮した上でこれらの薬を処方して参ります。

糖尿病

糖尿病

糖尿病は生活習慣病の一つとして皆様ご存じかと思います。その名の通り尿の中に糖が漏れ出てくることにその名前が付いた訳ですが、血液の中の高血糖の状態がその本質になります。そのことで血管が損傷を受けて様々な病気を引き起こし、網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクとして知られています。糖尿病は高血圧症と同様に初期にはほとんど自覚する症状がないため健康診断やドック等での定期的な検査がとても大切になります。

血糖値の基準

一般的な診断基準として空腹時血糖値が126㎎/dl以上の場合を糖尿病型、110~125mg/dlが境界型、109mg/dl以下であれば正常とされています。また空腹時血糖値の他に過去の血糖値を反映するとされているHbA1cも大切な指標となります。

糖尿病の分類

糖尿病は大きく2つに分類されており、すい臓のインスリン分泌を担う細胞に障害が起こることで発症する「1型糖尿病」と、食事や運動といった生活習慣が原因で発症する「2型糖尿病」があります。
その割合として、2型糖尿病が圧倒的に多いものの治療の際には、1型糖尿病の除外診断が重要となります。

検査と治療

当院では問診や血液検査、尿検査、腹部超音波検査を行って、その判定の上で治療をして参ります。
現在経口の治療薬も多くあり、

  • インスリン抵抗性を改善させるビグアナイド薬やチアゾリンジン薬
  • インスリン分泌を促進させるDPP-4阻害薬やスルホニル尿素薬、速効型インスリン分泌促進薬
  • ブドウ糖の吸収を阻害する、また逆に排泄を促進するαグルコシダーゼ阻害薬やSGLT2阻害薬

といった薬剤があります。
それぞれの患者様の状態や持病なども考慮した上でこれらの薬を処方し治療していきます。

脂質異常症(高コレステロール血症)

脂質異常症は高血圧症や糖尿病と同様に生活習慣病の1つとして多く認められる疾患です。血液中のコレステロールや中性脂肪などが高くなることで動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなるため適切な治療が必要となります。一方でその他の生活習慣病と同様に自覚症状に乏しいため放置されがちでもあります。

判断の基準

一般的にはLDLコレステロールが140mg/dL以上、またはトリグリセリドが150 mg/dL以上という診断基準が用いられることが多いです。しかし、年齢、性別、喫煙の有無、糖尿病の有無、家族歴といったことを加味した上でリスクを測り治療が必要かどうか判断します。また特にLDLコレステロールは、単独でも強力に動脈硬化を進行させることが分かっており、注意が必要となります。
そして動脈硬化の他に脂質が高くなることで脂肪肝を引き起こし、肝機能障害をきたすことも多くあるため、消化器系の合併症がないかも調べます。

検査

当院では問診や血液検査、尿検査、頸動脈超音波、および腹部超音波検査を行い患者様に適切な治療を行うことで、心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気の予防に努めて参ります。

高尿酸血症(尿酸値が高い)

判断の基準

尿酸値が高いと指摘されたが症状がない方は多いかと思います。高尿酸血症とは血液中の尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態のことを言います。ただ尿酸値が高いだけで症状が出ないことも多いため放置されがちですが、高尿酸血症が長期化すると尿酸が結晶化し様々な症状を引き起こします。
関節に沈着すると有名な痛風発作を引き起こし、腎臓の中に沈着すると痛風腎を引き起こし腎臓の機能を低下させ、腎不全になると透析が必要になる場合もあります。
また尿路に沈着すると、激痛を伴う尿路結石を引き起こします。さらに尿酸の結晶が沈着すること以外にも、高尿酸血症の患者様では高血圧症、糖尿病、脂質異常症、肥満などの生活習慣病を合併しやすいことも分かっており、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなります。

検査

当院では問診や血液検査、尿検査、頸動脈超音波、および腹部超音波検査を行い患者様に適切な治療を行うことで尿酸の結晶化の予防とともに心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気の予防にも努めて参ります。

花粉症(アレルギー性症状)

花粉症

花粉症でつらい症状をお持ちの方は、たくさんいらっしゃると思います。多くは植物の花粉によりくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状が引き起こされることが知られています。
これは鼻腔内に入ってきた、スギやひのきなどの植物の花粉に対する免疫反応によって、鼻水等の症状が引き起こされるためで季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。その他にも初夏のシラカバや秋のブタクサなどで同じような症状をきたす方もいらっしゃいます。さらに花粉以外にもハウスダストやダニ、カビなどアレルギー症状を引き起こす要因は人それぞれです。
当院では内服薬に加え、点眼薬や点鼻薬も必要に応じ併用し適切に対応致します。また原因が不明の場合はアレルギー検査を血液検査で行い、原因となっているアレルゲンを診断致します。治療、検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。

健康診断やドックなどで異常を指摘された

健康診断や人間ドックなどを受診し、異常を指摘されたが受診すべきかよく分からない方、どこの科を受診したらよいか分からない方、医師に一度結果を見てもらい相談したい方などはどうぞお気軽にご相談ください。
当院では内科的疾患は幅広く対応致します。また他科や病院等へのご紹介が必要な患者様につきましても対応致します。

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