症状
Symptoms
症状
Symptoms
便潜血検査はとても簡単にできる検査のため、健診や人間ドック等で幅広く行われている検査です。陽性という結果は、消化管の中に出血をきたす病変がある可能性を示しています。具体的な疾患としては大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎、潰瘍性大腸炎などが挙げられます。
そのため、原則として大腸内視鏡検査で精査する必要があります。当院では最新の機器を使用し、鎮静剤を使用し眠っている間に検査を施行致します。
大腸ポリープにはいくつか種類がありますが、特に腺腫性ポリープというものは大きくなる過程で大腸がんに移行していくことが分かっています。昨今では大腸ポリープの切除も入院ではなく日帰り手術が可能となっています。
当院でも日帰り手術が可能であり、検査時間も概ね10～15分で終了します。大腸ポリープが心配な方、大腸ポリープを以前切除された方は当院での大腸内視鏡検査をおすすめします。
最近、潰瘍性大腸炎はテレビなどでも話題になりご存じの方も多いかと思います。いわゆる免疫系の異常により、大腸に潰瘍などの炎症を引き起こす病気です。腹痛、下痢、下血、発熱などの症状が特徴的で、若い世代の方に多く発症することでも知られております。治療に関しましても飲み薬や注射薬など多くあり、大半の方は病気のコントロールが可能となっています。
また、大腸がんの発生率が高くなるため、定期的な大腸内視鏡検査が必要となります。潰瘍性大腸炎は、指定難病対象疾患といういわゆる難病に該当する疾患であり、病気の状態により市町村へ申請することで指定難病医療受給者証を取得できます。院長も難病指定医ですので当院での申請のご案内も可能です。お腹の症状がある方、以前潰瘍性大腸炎と指摘された方はどうぞお気軽にご相談ください。
これまで消化器系のがん（食道がん、胃がん、大腸がん）の既往のある方は、定期的な内視鏡検査が推奨されます。がんの再発はもちろんですが、新たながんの出現にも注意が必要となるからです。当院では最新の機器を使用し、がんの予防、早期発見に努めて参ります。
近年、日本人の大腸がんは増加しており、女性のがんによる死亡数の第1位となっています。そのような中で50歳以上の方、ご家族に大腸がんや大腸ポリープがあった方、肥満の方、アルコール摂取が多い方、喫煙をされる方は大腸がんの危険因子をお持ちですので必ず定期的な大腸カメラを受けましょう。
また大腸がんにならび日本人は胃がんが多く、当院では胃がん検診も積極的に行っております。50歳以上の方、ご家族に胃がんがあった方、ピロリ菌を指摘された方や除菌治療歴のある方、アルコール摂取が多い方、喫煙をされる方は胃がんの危険因子をお持ちですので必ず定期的な胃カメラを受けましょう。
胸やけとは胃酸が食道に上がってくることで胸がやけるような感じや痛み、違和感を感じる症状です。近年、胸やけを自覚される方は増加しています。多くは食べすぎ、飲みすぎ、食後すぐ横になるなどといった原因が挙げられます。胃酸による食道の炎症が長期間にわたると食道がんになることも知られており、漫然と放置することは避けないといけません。胃カメラの検査により、迅速に診断も可能となっておりますので症状がある方はお気軽にご相談ください。
胃もたれや胃痛の症状の多くは、胃の粘膜が傷害されことで自覚する症状です。原因は多岐にわたり、胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎など様々です。日本人ではピロリ菌感染による炎症も多いのが特徴と言えます。いずれも胃カメラ検査により迅速に診断も可能となっておりますので症状がある方はお気軽にご相談ください。
腹痛の原因は様々です。痛む部位はどのあたりなのか、キリキリ痛むのか鈍い痛みなのか、どういう時に痛むのかなどによって、何が原因で腹痛が起きているかを調べていきます。一般的な腹痛では大腸が原因であることが多いですが、胃、胆嚢、すい臓、時には尿管結石などでも腹痛と自覚される方もいらっしゃいます。当院では内視鏡検査に加え超音波検査、血液検査等で迅速に対応致します。
お通じの状態は人によって様々かと思います。もともと便秘気味の方もいれば、柔らかい便の方もいらっしゃいます。ただいつもとは明らかに異なり、下痢や便秘の症状が出てきた方は注意が必要です。大腸の病気でそのような症状が出ている場合は、その原因を明らかにして治療をすることが大切です。お通じの状態で何か心当たりがある方はお気軽にご相談ください。
便の色を普段から気にしている方は、あまりいらっしゃらないかと思います。便の色は食事や服用している薬などで変化することもありますが、血便や黒色の便は胃や腸といった消化管からの出血を強く疑う所見でもあります。
胃がん、大腸がん、潰瘍性病変などがその原因として挙げられます。便の色が気になる方は是非当院へご相談ください。
自覚症状はなくても、健診や人間ドック等で肝臓の数値が高いと指摘される方は多いと思います。沈黙の臓器とよく言われますが、肝臓の病気は症状がすぐ出てこないことが多く、それゆえに早期に病状を把握して悪化しないように管理していくことが大切です。
日本人では以前はB型肝炎、C型肝炎に代表されるウィルス性肝炎が多かったですが、近年は脂肪肝、アルコール性肝炎といった生活習慣に関連した疾患が多くなっています。当院では超音波検査や血液検査で適切な診断や治療が可能となっております、肝臓の数値の異常を指摘された方はお気軽にご相談ください。
高血圧症はあまり自覚症状のないことも多い疾患です。そのため健診等で指摘されても放置されておられる方もいらっしゃいますが、将来、脳出血や心不全などいった深刻な状態を引き起こすことも分かっています。
現在は効果的な薬の種類も多く、適切な治療でそういった病気も予防することができます。当院では定期的な検査と適切な処方で皆様の健康に寄与して参ります。
糖尿病は生活習慣病の一つとして皆様ご存じかと思います。その名の通り尿の中に糖が漏れ出てくることにその名前が付いた訳ですが、血液の中の高血糖の状態がその本質になります。
そのことで血管が損傷を受けて様々な病気を引き起こし、網膜症、腎症、神経障害、心筋梗塞、脳梗塞などのリスクとして知られています。当院では定期的な検査と適切な処方で皆様の健康に寄与して参ります。
脂質異常症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などが高くなる疾患です。その他の生活習慣病と同様、自覚症状に乏しいため放置されがちでもあります。脂質異常症が長期間続くと動脈硬化を引き起こし、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなります。健診や人間ドックで脂質異常症を指摘されましたらどうぞお気軽にご相談ください。
尿酸値が高いと指摘されたが症状がない方は多いかと思いますが、血中の尿酸値が高くなることで尿酸が結晶化するといわゆる痛風という状態なります。痛風ではつらい足や膝の関節痛が出現するため、何よりも予防が大切となります。また放置することで関節痛だけではなく腎臓の病気、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高くなります。健診や人間ドックで尿酸値が高いと指摘されましたらどうぞお気軽にご相談ください。
花粉症でつらい症状をお持ちの方は、たくさんいらっしゃると思います。多くは植物の花粉によりくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状が引き起こされることが知られています。当院では内服薬に加え、点眼薬や点鼻薬も必要に応じで併用し、適切に対応致します。
また原因となるアレルギー検査を血液検査で行うことも出来ます。花粉以外にも、ハウスダストやダニといったものが原因で花粉症の症状が出ている方もたくさんいらっしゃいます。治療、検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。
健康診断や人間ドックなどを受診し、異常を指摘されたが受診すべきかよく分からない方、どこの科を受診したらよいか分からない方、医師に一度結果を見てもらい相談したい方などはどうぞお気軽にご相談ください。他科や病院等へのご紹介も対応致します。
